日本語/English
DoubRingは2つの言葉、例えば「理想と現実」「生と死」といった関係を私たちが頭の中でどのようにとらえているかを2つの円で表現する手法です。図解としてのDoubRingは、論理や数字、あるいは記号や絵と同様にグローバルに通用するコミュニケーション表現方法です。
基本の8問(BASIC 8)
皆さんなら各々のテーマをどのように表現しますか?
シンプルさを極めるために、DoubRingでは言葉の関係性を下の図に示す9つのパターンに絞り込んでいます。ここがまさにDoubRingの他の表現ツールとの決定的な違いです。この単純化ゆえにグローバルのデータ比較が可能になったのです。
このシンプルさを実現するために、DoubRingでは以下の2つの要因のみを表現の変数とし、残りの特徴を全て捨象しました。
その結果として、以下の要因はパターンの要素としては無視します。
従って、下図に示すような「派生型」は全て「パターン2」と認識します。
DoubRingは「試験」ではありません。またその選択肢に「正解」はありません。それがDoubRingに込めたメッセージの1つです。
異文化間の対立の根本にあるのは、物事を「正しいか間違いか」で判断する思考回路と言えます。暗に「正しいのは自分で相手が間違っている」という認識が不毛な対立を生み出し、この認識が変わらない限り永遠にそれが解消することもないでしょう。
「正しいか間違いか」ではなく「単に違いがあるだけ」という思考回路の転換へのきっかけをDoubRingでつかんで下さい。